★公認会計士の難易度は依然として高い?最新試験結果を振り返る★

公認会計士試験の難易度近年は、監査法人でも公認会計士の人材不足が叫ばれており、雇用は回復しています。合格者数を絞った影響もありますが、大量合格時代の就職氷河期は脱したとみて良いでしょう。では、人材不足のなか、公認会計士試験はどうかというとここ数年は1,100名前後の合格者数となっています。合格率は10%程度とまだまだ難易度は非常に高い状態が続いています。ただ、平成29年第Ⅰ回の短答式見では、平成26年ぶりに1,000名を超える1,194名の合格者を出して注目を集めました。平成26年ではその分、第Ⅱ回で合格者を大きく絞って402名まで減りましたが、近年の人材不足の傾向を鑑みて今年は前回よりも増えるのではないと予想する人も多くいたほどです。それで今回、平成29年第Ⅱ回短答式試験の合格発表があり蓋を開けてみると、やはり475名と同じような傾向となりました。確かに短答式試験の合格者は1,600名を超え去年よりも100名多い合格者を出しましたが、まだまだ難易度を下げる傾向はないようです。そして、やはり第Ⅱ回では合格者数を調整してくる傾向があるので、12月に実施される第Ⅰ回で合格を目指すのが一番となります。現在の監査業界の人材や経済状況を鑑みると当分は合格者が減ることはないと思われます。現状維持か若干増の方向で進むことが予想されるので、公認会計士を目指すにはおすすめの時期かと思います。難易度は決して低くはないですが、合格すれば希望の監査法人へ就職できる売り手市場です。以前のように合格したにもかかわらず就職浪人になる心配もありません。短答式試験に合格すれば、ほとんどの受験生は論文式も突破しています。なので、まずは短答式合格を見据えて集中して対策するのも1つの手でしょう。実際、LECでは短答式に特化したカリキュラムを開講しているくらいです。社会人の人はなおさら短答式にまずは集中し、合格すれば2年間の猶予を活用して論文式合格を目指すのが現実的です。合格できれば公認会計士としての道が開ける今、しっかりと学習計画を作り込んで合格を目指しましょう。

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